どうして精神を病む人に増えたのか、どうしたら減らせるのか
昔のことはあまり知らないけれど、
今の世の中で健全な精神を持った人間がとても少ないように感じる。
若くて頭の良い優しい人が病んでしまう。
なぜこんなことが起こっているのだろう?
精神を病む人というと、
何がきっかけになるだろう。
仕事、学校、家族、病気。
仕事の場合、
これが最近では1番おおきなきっかけとなっていることが多いのではないだろうか。
若い人、中堅、ベテランで考えてみたい。
若い人、これは私の周りでも1番多いが、
やはり病んでしまう確率がとても高い気がする。
話を聞くと、だいたいは人間関係や上司の問題である。
上司に相談をしても意思決定をせず、どうして良いかわからない。
人前で注意をする。気分で怒る。
イエスマンしか出世できない。
他には同僚との人間関係の悩みもあるかもしれないが、上司さえまともであれば解決することも多いと考えると、
人間関係の鍵はやはり上司になる。
その上司はなぜ例に挙げたように理不尽なのか。
私はゆとり世代ど真ん中であるが、上司の世代、40代の人のことを考えた時、
おそらく就職氷河期と呼ばれた前後の時代に就職し、良い企業に行ける人が少なかったり、
詰め込み式の教育を受け、会社でも上の言うことを聞くことが絶対だったのではないか。
その上、今の日本の人口ピラミッドを考えると明らかに若者の方が少ない。
これでは、若者の声は年寄りたちにかき消されてしまう。
その上、就職氷河期の人たちのモラルは著しく低い。
ハラスメントをハラスメントだとすら思っていないような人たちをよく見かける。
そんな人達が社内のハラスメント窓口になっているのだから、誰が相談するものか。
声を上げても文句を言われて届かないという問題もあれば、声をあげる場所すらない人がいるかもしれないという問題もある。
仕事ではなく皆の価値観、組織で良しとされる行いを変えていかなくてはいけない。
でもそれを行うには、老害が幅を効かせすぎているし、そうこうするうちに、日本はどんどんダメなって手をくれになった時はじめて変わることの価値を皆発見するのかもしれない。
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